普通に炊くと硬くて風味が良くない古米をおいしく食べる方法

私が使用した古米とは通常時に普通の値段で買った国産ブランド米で、脱酸素剤が入っているため一年持つお米でした。脱酸素剤が入っていることによって賞味期限が一年あるため特別な保存設備もない普通の家庭で保存して古米となりました。脱酸素剤は見た目はお菓子などに入っている乾燥剤のようなものがお米に同封されていました。

商品自体はとても良いもので、私が保管方法を知らないゆえに常温で保存してしまいおいしくない古米にしてしまいました。冷蔵庫で保管すると、もっとおいしさを長持ちさせることができたようです、商品説明を見落としました。

しかし賞味期限は一年間あって要冷蔵の商品ではなかったため、賞味期限としては食べることができました。

今回の記事では賞味期限には問題がなく、食べられるけど風味が落ちておいしくなくなってしまった古米をおいしく食べる方法を書きます。

少量ずつ個包装で複数個が入っている商品だったので買った時にすぐに一袋を炊いて食べてみました、とてもおいしいお米でした。脱酸素剤入りの個包装で一年持つお米なので後で食べようと思って残りは食べないで保管しておきました。

月日は経って、もうすぐ賞味期限が近づいたところで残りのお米を炊いてみました。

おいしいお米で一年の賞味期限があったので、おいしく食べられるだろうと期待していたのですが

私が保管方法を間違えたことにより風味が悪くなって硬くなっておいしくない古米にしてしまいました。

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普通に炊くとおいしくない古米を、おいしく炊く工夫

私は普段、お米の吸水(浸水)時間は30分で、水の量は1合(炊く前の状態で150g)に対して200mlの水を目安に入れて炊いています。実際には少しだけ水を増やして、3合(炊飯前の状態で450g)に対して620mlの水を入れています、これで粒も立っていて私には丁度良く感じる白米を炊くことができていました。

そのような普段通りの炊き方で古米を炊いたところ、硬すぎるくらい硬くてパサパサで、風味が悪くておいしくないと思いました。

そこで、いくつか工夫をしたところ悪くなった風味が完全に消えたわけではないのですが風味はあまり気にならなくなって、しっとりおいしいお米を炊くことができました。

無洗米だけど古米だから軽く水ですすいでから使用する

古米も管理方法が良ければ、もっとおいしいものなのだと思います。

この記事で言う古米とは、私が管理方法を間違えておいしくなくなった古米のことです。

普通に炊いた時は、とても風味が悪くなっていたので、市販の無洗米とは本来洗わずそのまま使うことができるものだと思うのですが、サッと水ですすぐように洗いました。

無洗米とは普通のお米と違って表面の部分がないため、研いでしまうとでんぷんが溶け出してしまうので研ぐのではなくサッと軽くすすぐ程度に留めました。

古米を炊く水の量を増やす

古米がおいしくないと感じた理由のうちの一つは硬くてパサパサしていることです。

私が常温で長期間に渡って保管してしまったことが原因だと思います。

普段通りに炊くと硬く感じるお米を、ふっくらしっとりやわらかく炊くために

水の量を増やしました。

普段は2合(米300g)に対して、水を420mlで炊いていたところを

古米を炊く時には水の量を470mlまで増やしました。

通常の炊飯には水が多すぎるかもしれませんが

私が保管方法を間違えて、おいしくないお米にしてしまった古米では、この量で丁度良く感じました。

古米を吸水する時間を長くする

水の量を増やして更に吸水する時間も長くしました。

古米をおいしく炊くための鍵としては、水分量という要素も大きく関わっていると思います。

普段は30分の吸水で丁度良く感じていたのですが

お米の浸水時間を長く取って一時間にしました。

吸水時間を普段丁度良いと感じていた時間よりも30分程長くすると

古米が硬く感じる時には丁度良いと思いました。

浸水したお米にサラダ油を入れてから炊く

本来は研ぐ必要のない無洗米だけどサッとすすぐように軽く洗ったお米を、水の量を普段より50ml多くして、普段より30分程長めに浸水した後は

2合のお米に対してサラダ油を小さじ1入れて軽くかき混ぜてから炊飯しました。

油の量は多く入れすぎなければ、あまり何mlというように厳密な量にこだわらなくても良いと思います。お米を油で軽くコーティングして口当たりを良くするというイメージです。

このように炊いた結果、古米を普通の炊き方で炊いた時よりは、はるかにおいしく炊けたと感じました。

お米本来のおいしさというよりは、サラダ油がコクを出しておいしさをサポートしたという感じの味でした。又、水の量を増やしたので、ふっくらしっとり炊けました。少しだけ良くないと思う風味は残っていましたが、普通に炊いた時と比べるとあまり気にならない程度までだいぶ軽減していました。

本来のお米のおいしさとは少し違うけど、食べづらいと感じた味から普通においしい白米に変えることができたと思います。

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雑談
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